まえがみのニンニンニン

我が名はまえがみであり前髪である。書きたいことを書きたいように書いているのである。

地獄先生ぬ~べ~「まくらがえし」

どうも、アニメ版地獄先生ぬ~べ~育ち、まえがみです。

 

ぬ~べ~もまた、幼少期に私を強く刺激した作品の一つ。

アニメ版を先に見たからアニメ推しだけど、もちろん原作の漫画版もええ。

(ドラマ版?知らない子ですね)

 

(えー今更??っていう感じだったけど、去年、東京でぬ~べ~展がやってた。胸アツだった)

 

そのぬ~べ~の数ある話の中に、私の胸を打ち抜き、今もなお打ち抜き続ける、

「まくらがえし」という妖怪がでてくる素晴らしい話がある。

 

他の話とは違った意味で怖い話。

アニメ版だと最終回、漫画だと10巻くらいに入ってる、あの話。

 

↓以下、簡単なあらすじ

 

主人公の一人である童守小学校5年、稲葉郷子ちゃんが、

いつものように朝目覚めると、OLとしてオフィスで働くくらいの年齢になってて、

昨日まで小学生だったのに?あれ?と混乱しつつも

仕事へいき、その年齢として過ごすのですが、

その中で、小学生時代の友人たちの現在を知り、

両想いだったはずのヒロシが親友の美樹ちゃんの旦那になっていたことに

大きなショックを受けます。

 

そして、どうなってるの??という気持ちで、その世界のぬ~べ~に会いにいくのですが、その世界ではぬ~べ~は全身マヒで廃人のようになっていたのでした。

しかしながらぬ~べ~は郷子から妖気を感じ取り、郷子に手をかざし、とりついていた「まくらがえし」を取り払う。

「まくらがえし」という妖怪が、郷子のまくらを返してしまったために、郷子は違う世界線に送られていた、のでした。

郷子は無事に今の世界に帰れて、めでたしめでたし、、、。

 

 

 

元の世界に帰る前に、ぬ~べ~と郷子はなんか精神世界で会話する感じになるのですが、

その時にぬ~べ~が

「この世界も、無数に分かれた世界線の一つであり、お前がどの道を選んでいくかで、世界は、未来は、変わっていく」的なことをね、言って……。

ああ、目頭が熱くなるぜ。

 

 

さいころから見てる話だけど、大人になってからも見て、

私は大人になっても、昨日まで小学生だったのになぁ~タイムスリップしてるなぁ~っていう変な記憶の保ち方してるもんだから、あの、驚愕しつつも社会に適応してる郷子ちゃんの気持ちがめちゃくちゃ分かったり、

郷子のもどれた世界とは違えど、「ぬ~べ~が廃人になる」世界は存在しているわけで、そのどうしようもない恐怖というか気持ち悪さとか、

まあ普通に最後にいうぬ~べ~の教訓が良かったりで、

この話、大好き。

なんかね、泣いちゃうし。

(この話をアニメ版最終回にしたスタッフのセンス!!いと素晴らしき!!)

 

今自分がいる世界線は、まぎれもなく自分の色々な選択があってからこそいるところで、過去の選択は「こうしてりゃよかったー」なんて、あまり後悔はしていないけれど、何か重大な分かれ道があるときに、どちらにも違う未来が伸びている、って、

しっかり考えて選べたらいいなぁ、と思う。

(後悔はしてないけど、こっちにしてたらどうなってたかなぁ、って思いをはせることはね。あるよね。)

 

そんな感じの意味で、気合いを入れたい時に また見たいなぁ と思うんだけど、

っていうか、今日見たい、と思ったんだけど

アマプラにもネトフリにもフールーにもなああああああい!!!!

あれええええ??まえなかったっけか????

ショックである。

 

そう、今日の記事は、実際は、ぬ~べ~の配信がU-NEXTとAmazonのレンタルにしかなくてショックをうけました、

っていう話でした。

 

これも今更だけどBlu-rayボックスほしいなぁ。

 

せっかくなんで、私得すぎてとっても良かった去年のぬ~べ~展の写真でお別れしましょう…。

それではみなさん、また会う日まで…。(明日かな?)