まえがみのニンニンニン

我が名はまえがみであり前髪である。書きたいことを書きたいように書いているのである。

一人映画館

まえがみは注意力散漫であり、集中力がない。

元々そうなのだが、年を取るにつれそれが加速していく。

 

顕著に出るのが、家で映画を見る時。

昔は軽く何本も見れたが、今は家で一本見るのも集中力がとぎれとぎれになる。

映画館で見るのは大丈夫なのだが、家はだめだ。

映画はたくさんの人が本気で作っている芸術作品として大変リスペクトしているため、集中せずに見るなんて失礼だ、という意識が働き、自己嫌悪に陥ってたりした。

 

そこで私が使いはじめたのが、昔ツイッターかなんかで知った

「一人映画館」

 

段ボールで作る、あれである。

これである。(まえがみ映画館2021年バージョン)

 

これを布団の頭部に置き、あおむけで頭をにゅっといれて、(入口はラブホの駐車場口みたいな布カーテンになってる)アイパッドを操作し、映画を再生するのだ。音声はイヤホン。

家にいながらにして、映画館さながらの空間で映画を楽しめるのだ。(どこがじゃい!)

 

とついツッコンでしまったが、映画に集中するためのに映像以外のものをシャットアウトするのはとても大切。

小さい枕などをしこみ、あおむけを快適にすることさえできれば、かなり集中できる。

寝そべっているため、食べたり飲んだり他のことしたりが出来ないのもポイントだ。

 

絶対に普通にPC前で座るより集中できる。断言できる。

 

実際私はこれでスターウォーズスカイウォーカーの夜明けを満を持してみて、多分PC前だったらフーンですんでしまいそうなシーンで、しくしく泣いた。

これも一人映画館、集中力のなせるわざた。

 

イヤホンも、私は2000円くらいのションボイやつだが、いいものにしたらもっと臨場感もあがるのではなかろうか。

 

 

また、眠くなったらピッと一時停止してそのまま眠れるのもポイント。

インフルエンザの時、コロナワクチンでダウンした時、大活躍した。

(ただし、体調悪い時は起きてるのもしんどいのでなかなか映画が進まなかった模様)

 

 

 

とまあ今はこんな貧乏映画館で満足しているけど、

いつかはシアタールームが欲しい、と思っている。ホームシアターセットでキメキメにしたいと思っている。

 

しかし私はひとりでは一生それほどの金持ちにはなれない自信がある。

お金のために結婚なんかするくらいなら死んだほうがマシだが、

もしも、もしも、石油王と結婚したら

ほどほどの家を建てててもらって、そこに、シアタールームと、ドラムとピアノと通信カラオケつきプライベート防音スタジオを作ってもらおう。

あと、シェパード。

贅沢は言わない。

それだけがほしい。