まえがみのニンニンニン

我が名はまえがみであり前髪である。書きたいことを書きたいように書いているのである。

音楽の聴き方について

「音楽のたのしみ方」

について

最近はよく考えている

「なにがベストか」なんていうのは

人それぞれ、時それぞれ、

色々違うと思うので

答えはないものをただモンモンと考えているだけである

なので今回の内容は、ただの個人の戯言である

 

 

私が先月まで行ってたマレーシアで

「言語」やらなんやらと共にはじめて体験した素晴らしいことのひとつに

「踊る」

ということがあった

 

というのも

マレーシアの限られた「お酒を提供するバー」は

お酒を飲んで気持ちよくなったら

踊ってくれ!!というばかりに

大音量で主に英語圏の踊れる系ヒットミュージックが爆音でかかっている店が

多かった

(夜が更けるにつれ音量が上がるという爆上げシステム!!!)

 

というか、そんな、主に外国人を狙った多くのバーの戦略になるほど

多くの世界の人たちは、踊るのが大好き

そして踊れる音楽が大好き

 

こういう部分でも日本はガラパゴスだよなぁ

ととても実感した

 

私はというと、元々音楽に体が反応するタイプであり

とくにお酒を飲むと踊りたくなるたちである

(なにをかくそう「6月の前歯強打事故」もその気持ち、およびツイストダンスが発端である ※参照はなし。)

 

なので、日本とは違って、皆が恥を気にせず躍り出してしまうそこの空間は私にとって天国の他なかった

おどりまくりましたよ ええ

みずしらずのひとたちと ええ

楽しかったなぁ

 

(「踊る」ということに関しても

色々考えることがありましたが

それはまた別に書こうと思います)

 

 

世界ではあんな感じの踊れる系音楽

ジャンルは‥なんていうんだろう

ヒップホップとエレクトロとEDMとがまざったようなポップ音楽?

が今の時代ずっと主流なんだろう

 

いつまでたっても「70年代ロック!」とか「アーケードゲーム音楽!」

とか言ってる私は今まであまり興味がなくて

 

でもその空間に浸っていたら、だいぶ染まってしまった

そして音楽について色々考えることとなった

 

結局のところ、昔は「レゲエ」だの「ロック」だの、好みのジャンルで分かれていた人々が多くいたけれど、原始的な部分で、一般的に皆が好きだったのは「リズム」なんだと思うと

こう人気音楽がこっちに統一されていったのは自然な流れだなぁ

と思わされたり

 

そして、バーで大音量で聴いて

「うおおおガツンとくるぜえええこの曲!」

となって家で調べてイヤホンで聴いてみたら

特別な気持ちにならなかったりして

音楽の聴き方、について想いを馳せるようにもなった

 

今までも、

ライブ最高!!

は当たり前として

このバンドはライブは最高だけど、音源はガツンとこないなぁ

と思ったりとか

イヤホンで聞かないと音を拾えない

とか

いい音響システムと爆音が至高

システムがちゃっちいならイヤホンのほうがいい

とか

思う事は色々あったけれど

こう「耳で聴く」音楽と「体で聴く」音楽

について、改めて考えさせられてしまったのでした

 

結論

イヤホンで「耳で聴く」のと

空気の振動を肌で感じながら(踊る必要はない)「体で聴く」

音楽は

全く別物である

たとえ同じ曲だとしても

(この感じは、映画館で見る映画とネットフリックスで見る映画が

全く別物になっちゃうやつとも似ている)

 

どっちも「音楽を聴いている」と思い込んでいるけれど

外音で大音量で聴くというのは

「聴く」より「体験してる」という感覚が近くなる

 

今ならわかる

私はやっとこのことについて深く考えるにいたったけれど

とっくの昔にこれを知ってて

どちらかというと裏の存在である「ゲーム音楽」を

BGMとしてじゃなく、きかせるのでもなく、

効果音とともに「体験する」に落とし込んだアーケードゲーム

(以前ここでも紹介したと思う)

ダライアス」だったんだなと

 

ダライアス

1986年にタイトーが発表したアーケードゲーム

連結3画面と、ボディソニック(重低音が振動で伝わるシステム)をベンチにした

大きくて画期的な筐体。

音の中にいるような感覚でゲームができる。

音楽はコチラ↓

www.youtube.com

(これまた実際にゲーセンで遊びながら聴くのとは別の曲に聞こえるレベルである)

 

 

 

私の中では

やっぱり「素晴らしい音響システム」で「大音量」で聴く音楽が

最高なのでは、と思う

(ただ、素晴らしい音響システム、と隣人がどなりこんでこない環境が永遠に手にできないのでイヤホン族である)

 

ただ、ライブハウスに行かないし、音楽バーやDJクラブにもいかないし、

素晴らしい音響システムも持ってない人が大多数の世の中では

それを知るチャンスさえないんじゃないかなあと思う

 

踊る踊らないは別の問題として、

Spotifyなんかで通勤通学中に大量消費するファストミュージックが主流になるのも

当然のことである

 

とはいえ、大音量が苦手な人もいるし

イヤホンの方がいい場合も多くあるし

 

先程「原始的な部分で人はリズムが好き」といったが

リズミカルじゃない音楽が好きな人もいるし

リズムカルじゃないなかにリズムも見出せる音楽もあるだろう

 

音楽も好みも聴き方も、皆違って皆いい

 

私も今まではそこまでリズムに重きをおいてなかった

やおいてたんだけど

人がのれるような、とかは考えてなくて

むしろ、自分が曲を作るとき

バスドラとベースが大きいと嫌な感じさえして小さくしてた

 

だったけど、今は(今の自分は、だけど)ちょっと感覚が変わって

でもそんな変わってない部分も大切にしたくて

これからどんな曲を作っていこうかなぁ

ていうか今作ったらどんな曲が出来るんだろうなぁ

 

と現代音楽やマレー古典やインド音楽を少し学びつつ

自分でもよく分からぬまま作ったのが

新曲「常夏のチャンプル」です

みなさんどうぞ10万回再生めざしてブン回してください

(結局宣伝かーい!!!)

youtu.be

 

あ、あと、曲作りでも面白いのが

自分でイコライジングだのミキシングだのして整えて完成させるけど

結局聴く人の設定だの機材だので全く別物になるんだから、

やっぱり結局は人それぞれだよなぁってこと

 

もっというと、音楽ってその時の人の精神によっても

別物に聞こえるのよね!!!!

はじめて聞いた時と、10回目でも違うしなぁ

 

ちなみに私の音楽は全く音質にこだわれてないからかなのか

色々検証してみたところ

Iphone付属のイヤホン(Earbuds)」で聴くのが

一番私が目指した音に近くなります

 

どうぞ、お好きな聞き方で

100万再生めざしてブン回してください

(結局やっぱり宣伝かーい!!)