先日、ついに、あれを受け取った…
あれを…
ジャーン!!
甲賀流忍者検定の受験票だよーーーーー!!
わーいわーい!!
夢のようだ!!
甲賀流忍者検定。
それは、忍びの地甲賀にて、毎年行われている
(現在は)日本で唯一と思われる忍者の検定試験である。
初級、中級、上級、とあり、
私はこの初級を受けに行く。
試験は来週である。
申し込み開始は先月。
受験料3000円とともに、そのためのテキストを2冊購入した。
(※下、間違っていたため少々訂正)
特集に
試験後に開催されるという歴史学者「磯田道史さん」の講演が組まれてる。
ちょうどちょっと前に、磯田さんの「歴史の愉しみ方」
という本を読んだばかりだった。
彼は、映画にもなった「武士の家計簿」の著者として有名な方。
私は存知なかったが、この本が個人的にとても面白かったので
えー!この方が検定に関わってるんか!
と驚きと嬉しさを感じつつ、勉強を始める、ことに…なったのだが…
これが…
む ず か し す ぎ る
忍者検定なんて、
あれでしょ?足元にまく痛いやつは?まきびし!
塀にのぼるためにかけるやつは?鍵縄!
とかいうかんじでしょ?
と思っちゃうところ、
そんな雰囲気は皆無である。
さすが、中級、上級、と別れているだけある…
これは歴史
歴史の勉強
センター試験前の日本史の勉強の苦痛を彷彿とさせる内容であった…
問われるのは、創作ではない、実在した彼らにまつわる様々なこと
本気、あまりに本気すぎる試験である
まず、日本史についても知識が疎い私は、
彼が「日本史の知識があることを前提として」話していることが理解できない…
足利だのなんとかの戦いだのいわれても、それがいつのなんなのか、
すぐに分からない…
それに加え漢字も読めないし、人の名前やら書物の名前やらワンサカでてくるし、
断片的にしか資料がないからというのもあると思うが、実に読みずらい。
(誰も言わないと思うけど「〇〇を~のようだ」とか、なんかところどころ日本語の文法が間違ってるのも気になる)
しかしながら、これは私が忍者に近づく記念すべき第一歩。
東京から行きづらい滋賀へ、弾丸一泊
新幹線、ホテル、検定費をいれて、3万超えの、私にとっちゃ超大金(これから行くマレーシアの1か月の居住費くらいやぞ)
落ちるわけにはいかないのである!!!!!
もう一度いう
落ちるわけには いかないのである!!!!!!!!
マレーシア約2か月滞在を控えたこの、そわそわして
英語やべえ 英語やべえ ってなってる時期に
重なってしまったのは本当に不運だったが
やるっきゃないので
やりますよ
受かります
ええ
今の所このテキストが私に主張してくるのは
「実在した忍者について残されている資料はほとんどない!けど重箱の隅をつつくように研究すれば、これくらいのことは分かったよ!ぜひ、この残された歴史を学んでくれ!」
ということ
ほんとこんな知的好奇心逞しい研究家の方が調べても
このくらいなんだなぁ
と改めて知ることができた
フィクションの世界だけが広がって、今では世界中の人が「NINJA」を
知ってるのにも関わらず、不思議な事実である
なのにもかかわらず、
残された資料が少ないのにも関わらず、
覚えることが多すぎて、英検2級より難しいと感じている自分がいる
(中級、上級はどうなっちゃうんだってばよ!!)
今は一応一通り読んだ段階であるけれども
私の頭の中は甲賀愛でいっぱいになっているので
効果てきめんである
見事な忍者ナイズ
いや、甲賀ナイズ
受験後、ここで明るく当日レポートを書けますように‥・
合格証書をのせられますように…
あと1週間がんばります