長い連休をとり最終日のため
かなりホゲホゲしているまえがみです。
実は先日、とてつもない悲劇におそわれました。人の不幸はある程度蜜の味だと思うので、今回は、その蜜を味わっていただきたく思います。
あと、自分の気持ちの整理をしつつ、注意喚起になればと。
今回の悲劇は、ざっくりいえば、
「悲報!まえがみ氏のハードディスク、死す」
です。
あれは、突然のことでありました。
突然、一番使っていたドライブFという名のHDDを、PCが認識しなくなったのです。
使用量、350GBほどだったかと思います。
私のこの1年間くらいの全てが入っておりました。
衝撃的すぎて最初は事態を理解できませんでしたが、徐々にそのことのやばさを認識しました。
軽度の障害であれば、ソフトウェアを使ってデータを救出できる、とうことでしたが、色んなソフトでトライしたものの、できませんでした。
なので、信頼できそうな業者にとりあえずHDDを送り見積もりをお願いしたところ、
このようなショッキングな内容のご連絡をいただきました。
10万円までなら出そう、と思っておりましたが、50万円、、しかも復旧できるという保証もない、、
あきらめました。
(見積もりではお金を取らない、丁寧で信頼のおけるサービスをしてくれているこの会社には感謝です)
さあて、ここからは、私の悲しみの胸の内を明かしましょう。
とくに何が私の心に致命傷を与えたかといいますと、今年の一月から一ヶ月に約一曲くらいのペースで作り続けていた「12月前髪デビューアルバム発表大計画」の、ソングデータが全て吹っ飛んだ、ということでした。
ここでいうソングデータ、とは、私の愛用するDTMソフト「Studio one」で読み込み、編集していたデータでございます。
幸いなことに、何度も聞いてチェックをするためにmp4ファイルに書き出していた85%くらいの完成度の7曲ほどは、ウォークマンの中に残っておりました。
ほぼ完成していた、あとは全曲できた時にバランスを見て微調整に時間をかけたかった曲たちです。
でも、それらはもう編集できません。
もう一度それを聞いて打ち込み直していく、という手もありますが、それを正確にできるほど、私の耳も記憶も、高性能ではない。
また、1月時点から今の私は、なんだかんだ作曲技術が向上してしまっており、歌も多少上手くなり、感性も変わっております。
簡単に言えば、1月に作った曲より、8月に作った曲の方が、一般論においての完成度が高いのです。
ですが、曲には、その時の気持ち、や、勢い、といったものが、完成度とは別の部分で魅力として存在していると、私は思っております。
それゆえ、たとえ未熟であったとしても、その当時作ったという「ナマ感」を、私は消したくないのです。
必死に再打ち込みしたとしたら、それが結果、別物になってしまうことは目に見えています。よりいいものが出来あがることだってあるでしょう。でも私の愛した曲たちとは、違う。
なので、その書き出していたデータは、音質微妙であるし、最終調整にいたれなかった曲たちではありますが、割り切ってそのまま使う判断をしました。
(せめて、mp4じゃなくてwavであってほしかった)
8月から9月にかけて作っていた三曲は、完全に跡形もなくなりました。
私の記憶にしか残っていない可哀想な曲たちです。
これらは記憶を頼りに復元していきたいと思います。
大袈裟だと感じられるかと思いますが、私が今年作ってきた曲は、本当に、「いまの私にはこれしかないんだ!!」と胸を張って言える、現時点の私にとっては、命とお金の次に大切なものでした。
これは、無くなって気づいた気持ちです。
「脆弱ハードディスクめえええ!!」とか
「今年はじめて厄除けいったのにいい!!」とか
悲しみで大暴れしかけましたが、そんな大切なものを、色んなところにバックアップしていなかった私が100%悪いのです。
(なので結果 なんで私はポンコツなんだあああ、と癇癪をおこすこととなったけども)
良い勉強になりました。
バックアップは大事。
ほんとに、大事。
しかもHDDには寿命があるから、クラウドにもとっておくべき。
無くなってからじゃおそいのです。
大切な人が亡くなってから、「こうしとけばよかった、、」て思っても後の祭りのように‥‥
だが!!!
ショックで3日ほど趣味もやる気もないニートのように意味のないネットサーフィンしかできなくなってしまった私でしたが
今は気持ちを完全に切り替えました。
またステキな曲作ってくぞおおお!
しかしなんということでしょう!
音楽編集ソフトもその死んだドライブに入れてたのである!
ということで、それの再インストールから、今からやるぞ!
イェーーーーーーーイ!!
イェーイ…