まえがみのニンニンニン

我が名はまえがみであり前髪である。書きたいことを書きたいように書いているのである。

続・チョウが飛んでいた

「やっほう!ぼく寒い冬!スタンバってまーす!」

ていう声が聞こえてくるほど涼しくなった深まりつつある秋の中。

 

ちょっと前の記事でもかいた、

うちの最寄り駅の前の立派な花壇を、またボケーっと見に行った。

そこはまだ青々していて、虫も飛んでいたから、

冬の訪れを想像し震えている私の心を、温かくしてくれた。

 

今度は美しいアゲハを発見。

 

 

何てきれいなんだろうか。

アオスジアゲハだっけ?と思ったら本当にアオスジアゲハだった。

このアオの色の淡さが綺麗よね。

サイズも大きすぎず小さすぎず。素敵なチョウチョだ。

 

あまりにも警戒心なくフワフワと花の蜜バイキングをしているもんだから、

「子供に捕まるぞ!気をつけろよな!」と念力を送っておいた。

実際5歳くらいの子に追われていた。

(けど真っ黒の気持ち悪いおばさんが(ME!)立ちふさがってたのでいなくなりました)

 

 

そしてもう1匹、気になるやつがいた。

ジャーン。スズメガ

この子らはすごい。ホバリングしている。

その場で高速で羽ばたきながら、蜜を吸っているのだ。

 

身体の色と羽ばたきから、ハチのようにも見える。

でもハチドリのようでもある。

 

苦手なガではあるんだけど、丸まるとしていてけっこうカワイイのである。

 

なんとなくスズメガ、って呼んでたけど、自信が無かったので調べてみた。

すると、彼らは

チョウ目、スズメガ科、ホウジャク亜科の「ホシホウジャク」という

虫であることが分かった。

 

ホシホウジャク。いい名前だ。

 

ちなみにこの子も警戒心なく花の蜜バイキングにいそしんでいたが、

彼らの場合、ハチみたいだから捕まえようと思われないだろうな、と思った。

ああ、素晴らしきかな、擬態。

 

 

田舎にいるといるのが当たり前だから、あまり今あえて観察しようとしないけれど

東京はかわっぱらとか山のほうでなければ23区外であっても、虫の数は少ない。

だからこそ、あっ、ってなるものである。

 

東京の虫も、いいぞ。