テーマをいただいたシリーズ8
この世は老いも若きも男も女も、心のさみしい人ばかり、
そんな皆さんの心のスキマをお埋め致します。(by 喪黒福造)
昔はもうちょっとうまくかけたんだけどなぁ・・喪黒福造・・・
ということで、今回は笑ゥせぇるすまんを熱く語る回です。
ひゃっほーーーーー!!
モグたん大好き!!藤子不二雄A先生だいすきーーー!!!
とはいえ地上波でアニメをやってたのを見てたリアタイ世代ではない。
振り返ってみると、はじめてこの「喪黒福造」というキャラクターに出会ったのは
「違法コピーは犯罪ですよ」と、彼が言い闇に去っていくという、
幼き私的になんかとても怖かったCMであった。
調べてみると情報があった。
2000年のことらしい。いやあ、とっても良い配役。
この喪黒採用を考えた人センスあるなぁと思わざるをえない。
そう、このCMで喪黒さんの顔と雰囲気をはじめてあじわったとき、
すんごい気持ち悪いキャラクターがいる、こわい、と私は感じた。
とはいえ、どこのなんというキャラなのかしらず、当時はすぐネットで調べる、ということも出来なかったのでモンモンとしてた中、(多分しばらく後だが)コンビニの漫画コーナーで笑ゥせぇるすまんを見つけて、やっと、ああ彼はこれのキャラクターだったのか、となった。大発見である。
それからはもう漫画を読んだり、アニメを見つけて見たりして、
どっぷりとはまりました。
わりと、残酷なもの、刺激の強いものなどをセーブされていた家庭だったので、おっそろしいエンドの話はインパクトがあって、大変面白かったです。
そんなこんなでまえちゃんは大人になり、他の藤子不二雄A先生の作品に触れたり、笑ゥせぇるすまんのコンテンツに触れるためパチンコを始めたりスロットを覚えたり…。あんまよくない大人になりましたとさ。
(パチスロ経験ある、というと男性は「彼氏の影響でしょ?」ていいやがる。失礼だ。かわいいかわいい喪黒福造の影響だよ!)
笑ゥせぇるすまんの良さ、を聞かれたら、まず一番に出てくるのが、「喪黒福造」のデザインの良さ、である。これが、簡単そうに見えて簡単ではない。自分でかこうとすると、なんか違っちゃうので、何かの黄金比があるような気がする。(とはいえ漫画版はけっこうディテールが安定しなかったりする)
そして話。シンプルな話そうに見えて一筋縄ではいかない話であるところが面白い。
だいたいにおいて、心にスキマがある人間(酒癖が悪かったり、働きたくない症候群だったり、アバンチュールを求めていたりする)と喪黒福造が出会い、喪黒は彼らにいい思いをさせてあげるが、注意事項を伝える。(ただし、ハマりすぎるな、など)
その注意事項を守れずに結局彼らは喪黒によって破滅させられることになる。
全話こんな感じで「まあお客の自業自得だよね」となればいいが、
実際は、「え、それはちょっと不条理すぎやしないかモグちゃん」となったり「え、あ、今回は優しめだなおい」という回も存在する。
全ては喪黒福造の気分次第なのだ!!!ギャフン!!!!
ちなみに「喪黒福次郎の仕事」という、喪黒福造の弟が「自分は兄とは違い人を幸せへ導く」という番外編的作品もあります。
さらにちなみに、そこらへんに影響されてた私は昔「助けて!アダムくん!」という、
アダムくんが最高の人助けをする、という漫画を描き、
そのキャラクターをあまりに愛していたために、その漫画をかいて10年後くらいに、そのキャラと自分が使いたいためだけに、不出来なLINEスタンプを作ってしまう、という勢い芸をしでかしていまいました。
まだ販売中だよ!かっこわらい
ラインスタンプの申請、めんどくさかったなぁ(遠い目)
おおおおい、話がずれすぎてしまった。
ラインスタンプの宣伝なんてしてる場合じゃない。
とにかく笑ゥせぇるすまん、という作品は私の胸を打ち抜いた作品の
一つなのであーる!!!
十分に人生を全うされたうえでの死であったと思うけれど、悲しくなってしまった。
大学時代、彼が住んでる、と言われてた土地に近いところに住んでいたこともあり、大変お酒や遊び好きであるという先生といつかばったりと出会い、一緒にお酒を飲みにいけるのではないか、とずっと甘い期待を寄せていたのだが、その夢はかなわなかった。
しかしながら、世に残るものを残せる人生というのは素晴らしい。彼自身、彼の作品は、故藤子F不二雄と同じく、永久に愛され続けるのだろう。
そして、二人がまた天国で再会し、楽しく漫画談義をしているところを想像して、ちょっと心が軽くなった。
二人の作品はよく似ているようで、全く正反対。これは正しくないかもしれないが、漫画家としての才能は、抜群にF先生の方があると思う。絵、しかり、話、しかり、F先生の漫画は純粋によくできた漫画として評価されていると感じる。
恐らくA先生もそれは分かっている。そのうえで、彼らしい彼の描ける漫画を描いていたと思うのだけれど、それが描く作品に個性として乗っかり、それまた絵にも話にも癖が感じられる特徴的で魅力的な作品になっている。
そこらへんの違いを感じられるのも、藤子不二雄コンビの良さ、面白さだなあ、と再確認した最近でした。
笑うせぇるすまんについて、でしたが、やっぱり先生方について触れざるをえなくなりました。彼らの関係あっての笑ゥせぇるすまん。
いやあ、人生っておもしろいね!漫画って素敵だね!
ハハハハ!私の待ち受け、いけてるだろぅ~?
(おおい、大半のアプリがクラウド送りにされてるぞ!)
私は万年心のスキマ人間。待ち受けにもぐたんを設定しているのは、そんな自覚の現れである。
そんなこんななので、いつの日か喪黒福造が突然あらわれ、Bar魔の巣(喪黒福蔵はだいたいこの店で客になる人の悩みなどを聞く)につれてかれてドーンされる日をずっと夢見ているのは、(私の知人の中では)有名な話である。
おあとがよろしいようで。