まえがみのニンニンニン

我が名はまえがみであり前髪である。書きたいことを書きたいように書いているのである。

ゲームオブスローンズがやっぱり面白い話

ちゃお~!

英語熱をじょじょに取り戻しつつあるまえがみです!

マレーシアへの旅立ちまで、あと3か月をきってしまいました!

ぎゃあー!こわいよう!

 

最近は、夜は勉強する気おきないけど、とりあえず英語を聞かなきゃ!

というよくあるワガママな意識から、「ゲーム・オブ・スローンズ」という

ドラマを見ているよ!

略してゲースロ!もしくはGOT!

 

たしか4、5年前に一度見たんだけれど

トラウマも癒えたし、

話をしってるから英語聞くだけでなんとなくわかるんじゃないかと思って

この作品を選択したよ!

 

この作品、なにをかくそう

私の「ファンタジーアレルギー」を無くしてくれた(あるいは薄くした)

とっても偉大な作品なんだよ!

 

以前は、huluかamazonかで見たんだけど、いつのまにかなくなっていた!

そのため、私はついにU-NEXTに手を出すことに!!!

U-NEXTは日本の作品から海外のものまで

へんなカルト映画、古い映画もたくさんあって、とってもボリューミー!

 

しかし月額2000円以上…ちょっと払うのが厳しいので

なんとか無料期間の1か月の間に見まくりたい次第です…。

 

という前置きはここまでにして、

さあて「ゲーム・オブ・スローンズ」について紹介するよ~!

 

ゲーム・オブ・スローンズとは?

アメリカのファンタジー小説を原作とした米HBOのドラマシリーズ。

全8シーズン。2011年から2019年にかけて放送。

ドラゴンや魔法が存在するのを除けば、ほぼほぼ中世ヨーロッパのような架空の世界で多くの登場人物が入り乱れ、自分の使命を果たそうとする壮大な群像劇!

 

なお、世界での大ヒットに比べて、日本ではまあまあの人気である。

 

・簡単な内容

一言で言えば、「七王国のトップを奪い合う物語」

時の流れと共に同時多発的に起こる壮大なストーリーが展開していくのだが、

そのストーリーの軸は大きくわけて三つ。

七王国の王座を求めてのドロドロな内戦

七王国北部での、「ホワイトウォーカー」というツヨツヨな魔物問題

・前の王の血筋による王座奪還作戦

 

これらが複雑な人間関係とともに同時にすすんでいくもんだから、

とってもややこしいよ!

 

だから、こういった相関図を見ながら観進めることをおすすめします。

スターチャンネルより引用)

・なぜリタイアする人が多いのか

当時から「これめっちゃおもろい!」というと、周りの人から「ちょっとだけ見たんだけどねー…」と言われることが多かったこの作品。

熱烈なファンが存在する一方で、リタイアする人が多いのがこの作品の特徴である。

何故かというと、まあ思い当たるフシがたくさんありすぎる。

まずは、前述したとおりの、ややこしさ。

登場人物が多すぎ、くわえて、それぞれの関係も複雑すぎて、集中力なしでは理解が難しい内容になっている…。

日本人にとっては、役者の顔、キャラクターの名前、家の名前など、覚えにくいものが多すぎて、初見は本当に頭が痛くなる。

(私も初見時はまともに理解できはじめたのは、シーズン2の途中くらいだったと思う。)

 

そして、あらゆる意味での過激さ。

まずはエロ。とくに前半は(安心してください、後半になるにつれなくなっていきます)これいるの!?って思えるセクシャルシーンのオンパレード。

目をふさぎたくなる系のおぞましい性描写もあるので、精神的に病んでる女性は見れたもんじゃないだろう。

おっぱいが見たいだけの男性は飽きるほど見れるのでいいかもしれないけど。

 

あとはグロ。これは視覚的にも、精神的にも。

創作だから、と受け入れられるけど(がんばれば)まあ色々ひどいことが起きまくる!

(でも多分現実の中世ヨーロッパ、昔の日本も、残虐さはこれに似たようなもんだと思うので、そういう点ではとてもリアルである)

 

血や肉はしょっちゅう飛び散るし、現代の倫理観では到底受け入れられない惨劇が多すぎる。そしてキャラクターも数名を除けば、現代の一般的な考え的でいえば「悪い」人ばかりなので、受け入れがたく、それがさらに精神を圧迫してくる!!

ショックな展開も盛りだくさん!!

(こういう感じは、別のドラマ「ヴァイキング 海の覇者たち」にも通ずる)

 

辛い!!辛すぎるよ!!

 

さあ、皆、感情と衝撃の間に壁を作るのだ!!!!

そして頑張って見続けるのだ!!!受け入れられないが、物語を楽しめるその時が、必ずやってくるであろう!!!

そう、ビールが最初美味しくなかったように……

 

・そのたぐいまれなる魅力とは

まず、上の相関図にも分かるように、多すぎる登場人物と、複雑な関係性が存在しているというのにもかかわらず、

それらを巧に動かし、矛盾なく展開させ、回を追うごとに引き込まれていくストーリーを作り上げた、という点で、この作品のすばらしさ、面白さは、抜群に他作品のうえをいっている。

精神的にグロいのだが、そのグロさも無駄ではなく、全てのシーンに意味があることが、見続けていると分かることだろう…。(いや、もちろん、描写としてはやりすぎている場面は多々あるが)

 

そして、どちらかというと主人公側、ととらえられるキャラクターも、敵側としてとらえられるキャラクターも、そのどちらもが、とてつもなく魅力的である。

登場人物が多いにもかかわらず、個々のキャラクターの描写に、一切の手抜きを感じない。そしてもちろん、若い方からベテランの方まで、役者さんの演技がもう、ほんとうに感嘆ものである。

 

音楽もいいし、映像も美しいし、細かい美術も素晴らしい。

 

そして、精神的にグロいと、書いたが、それも魅力の一つ。

「ファンタジーシリーズ」という皮をかぶっているが、ふたをあければ

現代の小さい社会にも落とし込める「人間ドラマ」である。

人が、成長したり、没落したり、裏切られ、苦悩する…。

どんなキャラも、ひとりひとり、苦悩しながら、自分のやるべきことを見定め

それを全うしようとし全力を尽くしているさまが描かれている。

そういった姿を見ていると、たとえそれが作品上は「悪役」だとしても、

共感や、愛おしさを感じざるをえないのだ…。

 

善と悪がのさかいが曖昧なのも、ガンダムシリーズなどに通ずる、一言でいえない人間の複雑さを身に沁みさせられる、といういう部分での、魅力のひとつだ。

 

 

うーん、魅力がありすぎてまとめきれないなぁ

 

とにかく、私はこの作品を見るまでは、ファンタジーってどうせファンタジーだし、

みたいなところがどこかあって、苦手だった。

けど、これのおかげで、ウィッチャーなんかも楽しく見れるようになりました。

それだけの強さがある作品です。

 

ちなみに現在、このシリーズの前日譚スピンオフシリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が、原作者「ジョージ・R・R・マーティン」が製作総指揮として関わったうえで製作され、同じくU-NEXTで独占配信されている…。

これも見たいのだが、この期間に見れるわけが…ねぇ…。
(続行か!?)

 

さらにちなみに、この原作者はゲーム「エルデンリング」の世界観構築にも参加しているよ!

 

ということで、ぜひとも時間をもてあましてる方は見てみてね!

 

さて、私は今夜の分のGOTを見てきます。

ばーいばい!