まえがみのニンニンニン

我が名はまえがみであり前髪である。書きたいことを書きたいように書いているのである。

焼き鳥について

この間、下北沢の美味しい焼き鳥やさんにいって

美味しい焼き鳥を食べて

思い出した

 

「焼き鳥」という食べ物の

おそろしいくらい広いその味のレベルの差を!!!!

※写真はイメージです

 

 

これはどの食べ物にだっていえるものだ

とくに魚介系居酒屋などで提供されるお刺身、なんかは分かりやすく、店によって美味しさのレベルが段違いである

「焼肉」なんかの肉もかなり差はある

 

しかし比較的「リッチぽい」食べ物である「刺身」「焼肉」

とは違い、焼き鳥とはより庶民的な食べ物

お金に余裕があるわけではないけれど、今日は赤ちょうちんがでてるちっこい居酒屋で

焼き鳥でいっぱいやろう…なんていう人々が想像されるくらいには

酒のつまみ界の庶民派である

 

あるいは、そうであったはずだった

 

私が思い出すのは大学生の頃(●●年前)

はじめて焼き鳥、という食べ物を認識し、焼き鳥屋さんによく行っていた

その頃はもう外で食べるもの全部美味しかったもんだから、焼き鳥のうまさの差なんて

わりと無頓着だった

そしてその頃の焼き鳥は、1本100円前後、というのが多くて

安いのも、貧乏学生にとってハマりやすい理由だった

 

しかしながらいつのまにか焼き鳥も、1本100円前後という存在ではなくなっていた…。

今じゃだいたい安いとされる店でも、150円~200円前後が普通じゃないか、と思う。

 

全体的な値段はあがってしまったけれど、

その中で「焼き鳥屋」に「高級路線」のものがぞくぞく生まれ、成長した

「焼き鳥」の地位が向上したともいえるだろう

(これは居酒屋全体を見てもいえることで、安さが魅力的な居酒屋チェーンがもてはやされる時代はだいぶまえにおわった)

 

ちなみに現在私が高級路線だなぁと思う焼き鳥屋さんの一本の値段は

250円~300円前後くらい

高いがたしかに、場末の居酒屋なんかで提供されるどうでもいい焼き鳥なんかとは

同じ食べモノとは思えぬほど美味しいのである

 

今でもたしかに昔のように100円~150円くらいで提供されるお店もあるにはあるが

本当に別物である

奇跡のような焼き鳥屋さんもあるけれど、特別な美味しさのないやっすい焼き鳥を最初に食べてしまったら、焼き鳥に魅力なんて全く感じられないだろう

 

さらに、今の普通の価格とされる(たぶん)150円~250円前後のものもまた別物

味の印象でいえば、まあ価格と同じく普通、なものがおおいが

美味しい!コスパよすぎ!

と感じられる素晴らしいお店も東京にはたくさんあるのも事実

以前よりは全体的に焼き鳥の美味しさにこだわるお店が増えたんじゃないかという

印象である

 

(以前のような感覚でバクバク注文していると会計がすごいことになっちゃうから焼き鳥は罪深いぜ)

 

値上がりした、とはいえまだ居酒屋界の庶民的存在であることには変わりはなく

焼き鳥屋の選択肢は広い

というか、広がりつづけているのかもしれない

 

「焼き鳥」という言葉にテンションのあがらない人は

鶏肉がそもそも好きじゃないか、焼き鳥を食べたことがないか、あるいは美味しい焼き鳥を食べたことがない人だと思う

ああ、私は全人類に美味しい焼き鳥に出会ってほしいと切に願う……

そして出来ればコスパ最高!と思えるような神がかり的な存在に……

 

ちなみに先日いった焼き鳥屋さんは

ネギま190円

皮150円

ヤゲンなんこつ210円

ぼんじり190円

ささみ梅しそ270円

つくね260円

こんな具合に、まあ焼き鳥、と一言にいっても種類も値段も様々である

そう、焼き鳥はやっぱり奥深い

このお店は私にとっては比較的高めだが、どれもとても美味しかった

 

ささみ梅しそ、は私の大好きな串なんだけれど

やっぱりひと手間かかってるのもあって、どこも割かし高い

でも美味しくて一般うけする串だと思うので

是非焼き鳥初心者の方には食べていただきたいものである

ぜひ、おためしいあれ

 

(ちなみにこの日は様々な焼き鳥にくわえ5時間近く会話に華が咲き、焼酎をのみまくってしまったため会計が15000円という超高額になってしまった!ギャフン!でも美味しくてとっても楽しかったからオーケー道場!ごちそうさまでした!)