先日、埼玉県の長瀞、そして小川町を経由し、川越へいく旅を決行してきました。
ということで、旅を写真で振り返っていきたいと思います。
旅は行く道から始まる…。
新宿から熊谷までいき、まず我々のプランにあったのは、「SLに乗る」ことであった。
そのSLは、秩父鉄道の運営するレオパエクスプレスという電車。
熊谷から秩父にある「三峰口」をつなぐ蒸気機関車であり、土日を中心に決められた日しか走っておらず、完全予約制の電車。
しかし運のいいことにこの日は運営日、で我々は平日のすきすきタイムにこの電車に乗ることができた。
鉄、というほどではないが、電車が好きな私は大興奮であった。
普通のホームにこの車体がとまってる変な感じがイイ!!
当たり前だが、ちゃんと石炭を燃やしていた。
蒸気機関車もいいけど、隣のローカル鉄道ぽい車両もイイ!!
レトロな車内もイイ!!(ガラガラ最高)
そして明らかに普通の電車より進む電車に「これ今日中につくの?」なんて言いながら、スタバで悩みに悩んで買った飲み物を飲みながら、ゆったり長瀞駅までの道を楽しんでいく。ゆっくりの電車って景色を楽しむ余裕があって、なかなかイイ!
そして長瀞駅へつく。
田舎のホームと蒸気機関車。これはこれでやっぱり最高!
そして計画にあった川下り、の前に腹ごしらえ。
こういう旅先の田舎は下手な店に入るよりそば屋がイイものだ。
そして長瀞駅からそう離れてないところから川下り!
美しい川に、生い茂る緑、そして岩肌…。
どこの風景を切り取っても美しかった。
ながとろ、のとろは、トロトロ流れる、のトロらしく、基本はまさにそんな感じの穏やかな川だった。けど、途中は激しいところもあったりしてワクワクもした。
船頭さんも大当たり!って感じのトーク上手の素敵な人でとっても楽しい約3キロ20分間でした。川下り最高!!!
そしてとくに何をする予定もなかったが、「宝登山小動物公園」という看板が駅にあったので、そこへ向かうことにした。
ロープウェイ乗り場まで割と長い道を歩いていく。(めちゃくちゃ暑い)
途中に、推定築年江戸中期、秩父特有の養蚕農家であるという「旧新井家住宅」というものがあったので、見てきた。
こういった旧家屋は、その時代に想いを馳せられる素敵な時間を過ごせる。
漂う「日本らしい」においもたまらなかった。
そしてやっとこさロープウェイ乗り場へつき、小動物公園へ!
期待してたどおりのいい雰囲気である。
亀
仲良しヤギとラマ
ここの動物園、基本的に15分で回れそうなくらいの規模でちっこいんだけど、猿エリアだけは立派だった。よくある「猿山」っていう上にのびてるやつじゃなくて、グラウンドみたいな感じ。そして上にスロープがあってそこから見下ろす。
猿口密度が低くて、みんなのんびりしており、若い猿が多かったのが印象的。
エサを100円で買えたので、それをあげたり、ぼーっと観察したり、30分以上そこにいることとなった。(めっちゃ暑い)
ということで、動物園もみおわり、駅へ帰り、
(駅前でお祭りをやっていた!)
酷暑の中外へいつづけたからか体調が悪く、腹痛の中響くお囃子は綺麗だった。
次は宿のある小川町というところへと電車で移動する。
小川町は全く知らなかったが実は歴史あるレトロな町だった。
しかし情緒はあったものの人気があまり感じられず寂しい感じだった。
酒蔵がいくつかあって、ちょっとそこにいっただけである。
そして宿へ行き、温泉を堪能し、食事をし、この日は終わった。
次の日は川越へいって、またもや古い町並みとビールを楽しむ。
以前にもきたことがあったが、その時よりも(平日であるのに)賑わいを感じた。
(本川越前のエリアはこういった作りの家が立ち並ぶ)
まあそんあこんなでぶらぶらし、激うまなホットドッグを食べたりして、
帰宅するにいたった。
割と急に決まり、とくにそこまで行ってみたい、という目的地のある旅ではなかったのでゆるゆるとしていたが、結果的にとてもいい旅だった。
関東といえども非日常感のある埼玉の3か所をめぐれたので、旅感は上々。
いやはや埼玉も奥が深いですね。
ちなみに今回の旅先の位置関係はこんな感じ。
川越のすぐ右が埼玉界の大都会大宮でありんす。
よく比較される埼玉と千葉だけど、東京の植民地みたいなエリアをのぞき、どちらも魅力的な側面があるなぁと思った次第でありました。
またしたい、旅。またやりたい、川下り。
また食べたい、ホットドッグ。
ホクホク。