お酒をあまり飲まない人からしたら
焼酎ってまずくて飲めるもんじゃない、というだろう。
たしかに、同じ日本の酒である日本酒とは、えらい違う味がする。
「焼酎は味じゃない!香りを楽しむんだ!」
と言われても、全くピンとこないはずだ。
私も飲み始めた頃はそうだった。
しかしながら、芋、麦、米、黒糖…。
いろんなものの、いろんな値段のものを飲むにつれて、やっとわかってきた。
それぞれに特徴はあるし、やはりいい酒はうまいと感じる。
(慣れが必要ではあったが)
今日はそんな焼酎について、勉強しつつまとめてみる。
焼酎は大きく分けて3種類。
①乙類
米や麦、芋などを原料とし、単式蒸留機という伝統的な方法で作られる度数45パーセント未満のもの。単純なやり方なだけに、素材にふくまれる要素が多く残り、独自の味がする。俗に、本格焼酎とよばれる。
②甲類
連続式蒸留機を使うことで繰り返し蒸留されているため、ピュアでくせのない味のもの。チューハイやサワーのベースになる。度数36パーセント未満。
キンミヤ焼酎や、ジンロなど。
③混和焼酎
甲類乙類を混ぜ合わせたもの。
甲類に風味をいれるため乙類をまぜたり、乙類のくせを緩和するために甲類をいれたりする。甲類が50%以上なら「甲類乙類混和」乙類が50%以上なら「乙類甲類混和」と表記される。
一般的には、スーパーで激安で売ってる大容量の、アル中おじさん御用達のようなやつが甲類というイメージですね。↓こういう。
でも高い甲類というのもあって、そういうのは美味しいらしい。
私は飲んだことがない。
私も家で、「酔う」のを目的にお酒を飲むときは、こういうのを飲みます。
これが実際に最近飲んでいたやっすいやつ↓
何の特徴もない焼酎だからこそ、プリン体と糖質ゼロをアピールしてしまう。
焼酎なんて元々、甲類も乙類も、どっちもゼロなのだ。多分。
これを青汁やお茶で割ってのんでいたのだが、なくなってしまった。
そのため、ものすごく久しぶりにいいちこを買ってみたのだが…
ウマイ!!!
さすが下町のナポレオンっすわあという味わい。
ベリーチープの甲類と比べたら雲泥の差である。
そして値段も高くなくてちょうどよいのよね。彼(いいちこ君)は。
ということで、明日休みのまえがみは
酔うためにいいちこを飲みます。Have a good night!