まえがみのニンニンニン

我が名はまえがみであり前髪である。書きたいことを書きたいように書いているのである。

みさきまぐろきっぷを使っての三崎旅

なんだか近頃

考えることが多く、夏バテもあったりして、頭が少しおかしくなってたので

この日曜日に三浦半島のはじっこのほう、三崎への旅を決行しました。

SNSを途中で見たり投稿したりしない、というルールを設けて。

今回はそれについて書くよー!

 

京急が、「みさきまぐろきっぷ」という素晴らしい特別切符をだしている。

これがとってもお得で、三崎の雰囲気が大好きな私は、今回この切符を使っての旅行、

三度目でした。

 

このきっぷ、指定された駅からの電車の往復と、地域の京急バスが乗り放題のA券と、指定された食事処で1食べれるB券と、指定された施設を利用できるC券がセットになった、とってもお得な切符なのである。

普通に行くと、往復で約1800円くらいかかる区間なので、(バスをいれたらもっと)本当にお得な券。

 

今回もまた、最高の旅。

天気はとってもよかったものの、到着がおそかったのでそこまでひどい暑さを感じる時間は長くなく、

風もひんやりきもちよく、とってもよかった。

 

まずは品川から三崎口という駅まで行き、そこから三崎港までバスでむかう。

そこからちょっとあるいて、まずは食事券を使って、お気に入りの「紀の代」というお店で食事をする。

なんか並んでて30分弱くらい外でまってしまったが、なんとか目当ての丼を食べる。

ちなみに三崎はまぐろの町。まぐろずくしのうまうまな丼である。

これ、普通に買うと1900円くらいの品。

この時点でもう、この切符、お得なのである。

 

気持ちもおなかも満たされた。

 

そして海のほうへ歩き、市場みたいな施設、「うらり」へいく。

何を買うわけでもないけど、ここはアジアぽい活気があって、好き。

 

そしてまたバスにのり、城ケ島という半島の先っぽにある島へ行く。

食事場所とおみやげやがちょこちょこある小さな派手じゃない島なんだけど、

その雰囲気もよくてのう。

 

富士山も綺麗に見えた。

空も海も岩も綺麗。

 

この島、猫がやたら多くて、度々癒される。

 

ちょっと前までは好きじゃなかったが、

最近好きになってきた貝類。

こんなグロイもの、よく食べるよなぁ・・・と思いつつ、

サザエのつぼ焼きを美味しくいただいた。

 

で海をぼーっとみたり、岩の上の猫を追いかけたり、うろうろしていたら

もう夕方だった。残るは施設の券。

 

色んな施設だったり、島まで行く船だったり、レンタサイクルなどに使える券なのであるが、以前は絶対に「油壷マリンパーク」というこじんまりして素敵な水族館を選んでいた。

しかし!!なんとこの水族館、去年閉園してしまったのだ!!悲しい!!

 

なので今回は、半島を少し北上したとこにある「油壷温泉」のホテルの日帰り入浴で使ってきた。ちょっとにおう、気持ちの良い温泉だった。

潮風と暑さにやられた体が完全に癒えた。海のみえる露天風呂だったし、最高に癒えた。

 

そしてそのホテルから、帰路に向かい始めるのだが、大切なやり忘れていることが一つあった。

夕食!!!!

ホテルのレストランもなんとなく行きたくなかったので、普通はバスで、電車に乗る駅である「三崎口」まで行くところだが、歩いて帰りながら店を探すこととした。

 

7時半くらいだったか?店も多くがしまってるし、そもそも店自体が非常に少ないところなので心配だったが、なんとか見つけて入店。素敵なおそばやさんだった。

 

なんとも豪勢な御膳!!!!

 

そばもお寿司もてんぷらも、とっても美味しかった。

ああ、予期せず豪勢な旅になってしまった…、と思いつつも幸せ気分で

帰ってきました。

 

こういう旅をするたびに、もうこの人生で一番私を楽しい気分にさせてくれることは、おいしいものを食べることと、旅することなんじゃないか、と改めて感じる。

一生、旅して生きていたいなあ。

 

最近はすぐツイッターで自慢しよー、ネタにしよー、とか考えてしまうので

今回はあえてそういったものにとらわれないようにルールを自分に課した。

リアルタイムで報告して、リアクションをもらうのもそれはそれは楽しく幸せなことなのであるが、たまにはこういう旅をしないといけないなぁと感じた。

本来のリアルである。

 

あと、今回もまた思ったのが、三崎という町は本当にいい雰囲気を持ってるってこと。

一昔前よりはさびれてて、多分人口もかなり減ってるのだろうが、穏やかな空気がある。

特に特別見所があるわけではないが、素敵なのだ。私にとっては。

 

 

神奈川の海沿いなんて、湘南、とか、江の島、しゃれこいた鎌倉とか、そんなイメージが大きいんだけど、(そこらも良さはもちろんあるんだけれど)

もっといけてなくて、素朴で、違う良さのある町が、三崎。

 

そこの町おこしになるこのきっぷを発売した京急さんは本当に素晴らしい!!

 

コロナで大変な数年だったろうけど、これからは、いや、これからも

もっともっと生き生きしてほしいなあと思っているので

私は「みさきまぐろきっぷ」を使っての三崎旅行を推しまくります!

みんな、行きましょう!!

三崎!!まぐろ!!猫!!太平洋!!